着工から竣工までの工事の様子を動画で配信中YouTube!

しもつけのくにイタリアン La Bambino
栃木県宇都宮市


                              トップページへ



異業種から参入されて、はじめて飲食店を持つというオーナーさんからの相談でした。
お店に対するコンセプトが非常に明快でしたので、設計者としても大変、ご提案のしやすいものでした。

1.南イタリア・アルベロベッロの尖がり屋根風の建物(トゥルリ)にしたい。
2.モダンでスタイリッシュなお店よりは、田舎風で素朴な雰囲気の若い家族が気軽に入れるような店。
3.栃木県内の食材を使い、地産地消の顔の見える店づくりをしたい。


まずは、土地探しからです。最初にお会いしてから半年近くたってやっと、候補の土地がいくつか見つかりました。
さっそく現地視察。住宅と違って、店舗の立地は集客や車のアクセスなどがとても重要になります。
最近は、目立たないところにある隠れ家的なお店が口コミで流行ったりしますし、
一概に目立てば良い、というものでもなさそうです。

設計者として、『この土地が良いですね!』とアドバイスさせていただいたのは、面している県道以外は
3方を田んぼに囲まれていて、初夏の青田や秋の稲穂の自然の美しさが想像できたこと、水路が隣接していること、
さらに水路の向こうには隣家の竹林が美しい!こと。この3点です。特に、竹林については、借景でいただき!と、
この美しい緑を見た時に、ほぼ基本設計が頭の中に浮かんだほど、インパクトの強いものでした。



シンボルツリーはオリーブの木。元気に大きくなりますように!
屋根の煙突は伊達じゃありません。ピザ釜専用の煙突。


エントランス夜景↑
道路からは入り口が丸見えにならないように、品よく。
構造:集成木造平屋建
敷地面積:1715.45u(518.92坪)
建築面積:199.00u(60.19坪)
延床面積:193.00u(58.38坪)
建築費:3700万円
↓待合室奥には個室もあります!ここは大事なお客さまとの会合などに使っていただきたいと(収容人数10名ほど)、カーペット敷のクラシックで大人の空間にしつらえました。
↑待合いは広めに取って、益子焼の作家ものを展示するなど
ギャラリー風にしつらえて、ゆっくりお待ちいただけるように。
アンティークの椅子などを置いて、お店の格をあげています。
↓左の廊下を通るときに、厨房の中にチラッと見える、ピザ用石釜です!
↑待合から厨房(右側)前の長い廊下を通って、客席へ。左の窓の外が竹林です!この廊下でシェフとお客さまが会話できるように、との設計コンセプトからこのような形になりました。 『この先、どうなっているんだろう?』と初めてのお客さまには期待感を持っていたくことができ、好評のようです。厨房の壁には、栃木県産材の大谷石を張りました。多少コストは張りますが、どこかに地元産の大谷石を使いたかったので、ここを見せ場としました。やはり、本物の石は存在感が違います。

厨房前の長い廊下の先には・・・天井の高い大空間が待っています♪
客席の雰囲気は、床はダーク色のフローリングで落ち着かせ、壁はやや黄色味ががった塗り壁を荒っぽく仕上げました。
ニッチ(壁をくりぬいている部分)を多用して、奥行き感、落ち着き感を。テーブル上のペンダントライトは茶色・黄色に相性抜群の緑色を選択。
椅子の色は黒と白の2色を使い、若々しさ演出しました。
↑お店の場合、水回りも手が抜けません。デザイナーの腕の見せどころ。
左洗面、中央女性トイレ、右男子トイレ。照明計画や鏡などの小物も大事ですね。

最後に・・・メニューを少しご紹介します。シェフは若いですが、研究熱心な好青年です。
お世辞抜きにおいしいです!行列ができているそうです。是非、ご来店くださいませ。

前菜、自家製マヨネーズです メイン しもつけの野菜蒸、最高!


しもつけのくに イタリアン La Bambino

栃木県宇都宮市岩曽町52-1
028-600-4360
11:00〜14:30  17:30〜22:30 月曜定休

HOME