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「家づくり」は一生に一度あるかないかの一大事です。
人生の節目に家づくりを思い立つ場合が多く、大きく2つの流れがあるように感じます。

その第一は、子供の小学校・中学校入学をひかえた40歳前後の人たち。
その第二は、停年近い60歳前後の人たち。第一の世代と第二の世代をミックスした二世帯も増えていますが、
おのずと、その求める住まいは違ってきます。それぞれのライフスタイルに合わせた住まいを
きめ細かく建て主さんと一緒に作り上げていくのが、我々設計者の仕事です。


設計事務所に頼むとは?
事務所を訪ねてくるなり、「外断熱をどう思うか?」「高断熱・高気密はどうか?」とか「集成の柱を使っているか?」など、非常に専門的な、ですが、非常に断片的な質問をする人が増えたなぁ、という気がしています。多種多様な情報が簡単に手に入る時代ですので、その断片を切り取ってそれがすべて!と思い込んでいる人が多いようです。

ハウスメーカーは、その会社の方針で力を入れている部分がそれぞれありますから、「わが社は外断熱が売りです!」という営業トークも納得がいきます。ですが、我々設計者は、建て主さんの家族や暮らし、敷地の状況、そして予算など、設計のプロとしてすべてを総合的に判断してベストな提案をします。先に工法などのハードありきではなく、暮らし方のソフト面から考えて、結果としてハード面を決めていく、ということです。

ですから理想の住まいを手に入れるためには、事前の徹底的な話し合いが不可欠です。手始めに『住宅調書』(クリックでダウンロードできます)を書いていただき、どんな暮らしがしたいのか?書き出していただきます。自分の暮らしのことについては、意外とわかっているようでわかっていないものです。書き出すことで、少しづつ考えがまとまっていきます。しかしながら、この調書ですべてを把握することは無理です。自分の暮らしの棚おろしのキッカケとなれば十分です。調書の中からにじみ出るその家族らしさを引き出し、整理して形(デザイン)にしていくのが我々住宅設計者の仕事です。

家の中で楽しく暮らすことが、家づくりの究極だと思っていますので、たとえば、太陽熱を利用して床暖房する
OMソーラー住宅の事例が多くなっています。これは、コストフリーの太陽熱を利用して、家中の温度差を無くすことができ、間仕切りの少ない大らかな空間をつくることが可能になるのが最大の魅力です。ですから、OMというソーラー住宅を作ることが目的ではなく、大らかな空間の中でゆったりと過ごすことが目的なのです。
設計者の役割はデザインや工法の検討というだけではなく、その他に
見積調整工事監理という大きな仕事があります。(工事監理については、「D邸現場日記」を参照ください。)


工務店の選定と見積調整
図面がすべて出来上がったところで、工務店に見積依頼を出します。建て主さんの知り合いの大工さんに頼むこともあれば、こちらで知り合いの工務店を紹介することもあります。が、基本は、現場とその工務店が近いということです。できれば、30分以内、遠くても1時間以内の工務店を探します。というのも、何かあったときにすぐに対応してもらえますし、近いと、面倒見がよくなるものです。

平行して2〜3社に見積を依頼し、適正価格を探ります。競争することで、やる気のある工務店は一生懸命見積りしてきますし、どんぶり勘定の工務店はそれなりの見積があがってきて、見積書を見れば、その工務店の体質がほぼわかると言っても過言ではありません。

設計の打ち合わせの時に、どうしても希望を優先させがちで、予算オーバーすることも多々あり、内容の良い工務店一社に絞り、価格交渉です。無理矢理安くしろ!などとは言いません。プロとして適正な価格を提示し、それでも合わない部分は、設計変更をしてすり合わせをしていきます。また、キッチンやユニットバス・照明器具など、単体で工事が完結するものは、工務店を通さずに直接建て主さんに購入してもらい、無駄な流通コストはカットするようにしています。

この見積調整の作業が、設計業務の中で一番きつい仕事ですね。最初の見積で200〜300万円程度のオーバーならLucky!500万円以上オーバーも日常茶飯事?!です。以前、鉄骨3階建の住宅を相見積した時には、4000万円の予算のところ、A社は4500万円、B社は5500万円という見積を出してきました。まったく同じ図面を渡して、この金額の差です。仕様もすべて指定してありますので、使っているものはすべて同じです。設計プラン云々もさることながら、工務店の選択やお金の問題は一番大事かもしれません!安かろう、悪かろうでも困りますし。その見極めは、我々設計者の目にゆだねられているので、責任を感じます。

アトリエ3C+U建築設計事務所風景


土地の相談
最近増えているのが、「設計だけでなく土地も探して欲しい」という依頼です。不動産を扱っている女性とネットワークを張っていますので、場所と予算を話し、相談にのってもらっています。私自身は不動産売買には素人ですが、その土地の地盤やどんな家が建てられそうか?等のソフト面ではバックアップいたします。

建築条件付の土地にお気に入りの家を建てることも!
最近「建築条件付の土地売買」を多く見かけますが、工事はその不動産屋指定の工務店で施工することになると思いますが、設計・監理は場合によっては設計事務所を間に入れることも可能です。実際、今、条件付の土地で設計・監理をしています(建築条件付物語参照)。建て主さんの熱意があれば、不動産屋を説得できますよ!

税金の相談
こちらも、女性の税理士とネットワークを張っています。相続や土地売買にかかわる税金の相談などお気軽にどうぞ。

相談料
基本的にメール・電話での相談は無料です。また、事務所で話を聞きたい、という場合も無料ですので、お気軽にお越しください。但し、こちらからお客さま宅へ訪問する場合は、相談料として5000円/時間(交通費込)いただいておりますので、ご了承ください。また、上尾・桶川近辺に設計事例が何軒かありますので、実際のお住まい見学することも可能です。

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