埼玉県上尾市




兄弟妹3人がのびのびと育つ家。飾らず、自然体で暮したい。
住宅密集地ではあるが、家の中は自然素材をふんだんに使って、素朴に自分らしく。

サワラの無垢材の床は足ざわりが柔らかく冬暖かく、おまけに香りもGOOD!
が、良いところばかりではなく、傷がつきやすく経年変化で色が変わり、床鳴りがすることも。
また、左官塗りの壁は調湿作用がある反面、やはり傷がつきやすく、汚れも拭けない。
自然素材を使う場合は、その欠点もよく知って、変化すること自体を楽しむ気持ちが大切です。

リビングから階段室を見る
杉の柱、サワラの床。天井は構造材の梁(松)をそのまま見せ、大胆な印象に。
天井材は2階の部屋の下地板をそのまま化粧で現してコストダウンを計っている。
無垢の木は存在感があり、使いすぎると野暮ったくなるので注意が必要。
背もたれの部分まで腰板を張り、その上は左官塗としてすっきり仕上げた。


36坪の変形敷地の上、容積率100%の厳しい条件。車2台分の車庫を取り、庭も少し。南側道路とはいえ、前の家の敷地が高く日当りはあまり良くないので、建物をL型として南−東に開き、明るい住まいをめざした。
冬でもはだしで自然素材の床を感じたいので、太陽熱で全館暖房するOMソーラーシステムを導入。
設地:埼玉県上尾市
構造:在来木造2階建
敷地面積:119.57u(36.16坪)
建築面積: 59.20u(17.90坪)
延床面積:114.24u(34.56坪)
建築費:2150万円(62.2万円/坪)
家族:40代夫婦+長男15才・次男10才・長女7才



2階子供エリア
3人兄弟が仲良く2階の17帖をシェアする。間に扉はない。が、北側の勉強スペースは
1間ごとに柱と壁がたち、それぞれが個性豊かに机廻りをしつらえ、勉強に集中できるようだ。
将来的には、構造の柱と梁で扉や壁を建てることを想定している。
勉強コーナーの上には、やはり専用のロフト。夜はそれぞれ専用のはしごをのぼって、
ベットとして使っている。仕上げはあくまで自然に、素朴に。


浴室
水廻りも徹底して自然素材で。目地がないので掃除は逆に簡単。なるべく木を長持ちさせるために、換気にだけには気をつける。が、木は変化して黒ずんでいき、いずれは腐ると認識しよう。腐ったら交換すればいい、と大らかな気持ちで。水がかりの多い腰まではタイルを張り、木に負担をかけないような配慮は必要。出窓部分にトップライトをつけて北側でも開放的な浴室に。サワラの香りもよく、リラックス。

HOME