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消費からストックの時代へ。これから先、住まいのリフォーム分野は間違いなく伸びていくと思われます。


若い世代、第一次住宅取得者にもお勧め!
初めて住宅を購入しようという若い人たちに、中古住宅を買ってリフォームして住もう!という考えはあまりないのではないでしょうか?ですが、中古住宅は実は狙い目なのです。新築にくらべて価格が安いことはもちろんですが、戸建てであれば、土地の広いところが多いですし、マンションであれば、駅から近くて占有面積の広い条件の良い物件を手に入れることができます。自分たちのライフスタイルに合わないお仕着せで狭い新築に住むより、趣味や生活に合わせて自由にリフォームすれば、より楽しい生活ができるのです。

中古物件を購入する前に、どの程度のリフォームが可能か、事前に設計者に相談してみるのも、賢いやり方です。


木造戸建ての場合;
築20〜30年を過ぎて、水廻り(浴室・洗面・トイレ・キッチンなど)の老朽化もすすみ、あちこち床鳴りもひどくなってきた・・・・。では、建て替えた方がよいのか?それとも、手直しすれば老後も安全で気持ちよく過ごせるのか・・・リフォーム工事費用が新築同様にかかるのであれば、建て替えよう・・・。誰もが迷うところですね。その判断を自分でするのは非常にむずかしいので、設計事務所にご相談ください。両方の場合のメリット・デメリットを公平な立場でアドヴァイスしてくれるはずです。


まず、構造面をチェック!
まずは外観を眺めて、基礎や外壁にヒビが入っていないか見る。図面が残っていれば、基礎の大きさや鉄筋の有無を調べる。不安な場合は基礎の一部を壊して確認することも。

間取りから構造の強弱を判断する。1階と2階の柱の位置のバランスを見たり、耐力壁の配置・量を検討。但し、柱や耐力壁の不具合はリフォームで補強することが可能です。

構造的にOKが出たら、次はプランニング。リフォームの良さは、毎日の生活の中で、既存の間取りの使いづらいところや不満なところがわかっているので、希望が出しやすいことです。具体的なプランは専門家に任せて、気に入らないところを徹底的に書き出しましょう。

次に重要なのが、予算です。新築は「坪単価」で考えるので割と把握しやすいのですが、リフォームは既存の状態によって大きく左右されるので、一概には言えません。それより、設計者にざっくばらんに出せる金額を話して相談しましょう。300万円でできること、500万円でできること等、ケースバイケースで判断してくれるはずです。

私の経験から言いますと、800万円くらいあれば、多少の増築も含めた間取りの変更・水廻りすべて交換+床暖房くらいはできるかな?という感触です。あと100〜200万出せれば、外壁の吹き代えや樋の交換・外構の整備等まで手をつけられそうです。ここまでやると、ほとんど、新築感覚です。使用前と使用後との違いが歴然としているので、工事後の感動は新築以上かもしれません!

どちらにしても、新築より高くつく、ということはないでしょう。新築の場合、仮住まいをしたり、新たに登記をする手数料や、建物の固定資産税も大幅にアップすることもお忘れなく。

戸建てで、木造以外のコンクリート・鉄骨造の場合は、よっぽどのことがない限り構造的には問題がなく、また、柱と柱の間が広く、間取りの自由度は非常に高いので、是非、リフォームをお勧めします。サッシの交換ももちろん、可能です。また、コンクリートや鉄骨は取り壊した時の産業廃棄物の多さからも、リフォームが良いですね。外観も、壁を塗り替えたり、タイルを張りなおしたりすれば新築同様です。

その他、メーカー住宅などに多いプレファブ住宅(軽量鉄骨)がありますが、これが一番やっかいかもしれません。
昭和40年代の高度成長期に大量生産されたものも多く、型式が古くて構造の資料を探し出すのが一苦労です(メーカー自体が統廃合されたりして存在しないことも)。重量鉄骨と違って、撤去してもよい壁・柱なのかどうか、目視では判断が難しいのです。また、増築する場合にも、メーカー専用の部材は一般には手に入らないですし、ユニット単位で構造計算しているので、既存と増築部分を構造的に縁を切るなど、制限が非常に多いですね。



マンションの場合;
増築ができるわけでなし、リフォームしたって、たいして生活が変わらないのではないか・・・。リフォームの自由度も低そうだ・・・。停年後、郊外に戸建ての新築を買うか・・・でも、不動産価格の低迷で思った値段で売れそうもない・・・。それに、駅から近く便利な今の生活には魅力がある・・・。どうしたら?

マンションの場合、内部の間仕切り壁は、実はほとんどすべて撤去可能です(壁式構造の場合は制限あり)。パイプスペース(PS)の位置は変えられませんので、水廻り位置の制限は多少あるとしても、ほとんど内部は自由になると考えてもよいでしょう。今住んでいるマンションの環境に満足しているなら、迷わずリフォームですね!鍵ひとつで気楽に外出ができ、冬は戸建てにくらべてずっと暖かいですし、子供が出て行った後、夫婦だけの生活に合わせて全面リフォームしたら、快適このうえないことでしょう。

また、マンションでは階下の音の問題があって、無垢の床材が使えない(LL-40など防音性の高い工業製品のフローリングしか使えない)と嘆いている方も多いと聞きますが、工夫によっては、無垢の床材も使用可能です。床に合わせて、壁や天井などの仕上も、珪藻土や和紙など、自然素材でまとめるのも、暖か味があり良いものです(自然素材によるマンション・リフォーム事例はこちら)


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